サプリメントOEMを成功に導くには、ターゲット層や配合成分に最適な形状を選ぶことが重要です。錠剤、ソフトカプセル、ハードカプセル、粉末それぞれにメリット・デメリットがあり、どれを選ぶかでコストやユーザーの満足度が変わってきます。
こちらでは、サプリメントの形状別特徴とメリット・デメリット、形状の選び方をご紹介します。
サプリメントOEMにおける形状のメリット・デメリットを理解することは、商品開発の成功に不可欠です。
こちらでは、主要な形状であるタブレット、ソフトカプセル、ハードカプセル、粉末の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。最適な形状を選ぶことで、お客様のニーズに応える高品質なサプリメントを提供できます。
粉末状の原料を圧縮成型した錠剤は、サプリメントで最も一般的な形状です。大量生産に適しているため、コストを抑えられる点が大きなメリットです。また、小型で持ち運びにも便利であり、服用量を調整しやすいのも利点です。
ただし、製造過程で賦形剤などの添加物が使用されるため、成分の純度は粉末に比べて低くなる傾向があります。さらに、錠剤の大きさによっては飲み込みにくい場合もあるため、高齢者や子供には注意が必要です。
ゼラチンなどでできたソフトカプセルは、液状またはペースト状の原料を充填するのに適しています。特に、魚油や脂溶性ビタミンなどのオイル系成分を効率的に摂取できる点が魅力です。
カプセルが内容物を保護するため、酸化や劣化を防ぎ、成分の安定性を保つ効果も期待できます。また、特有の匂いや味をマスキングできるため、飲みにくさを軽減できるのもメリットです。
ただし、ソフトカプセルの製造には高度な技術が求められるため、他の形状に比べてコストが高くなる傾向があります。また、カプセルの性質上、温度や湿度に弱く、保管状況によっては変形や内容物の漏れが発生する可能性があるため、注意が必要です。
デンプンやゼラチンでできたハードカプセルは、粉末や顆粒状の原料を充填するのに適しています。ソフトカプセル同様、内容物の風味や匂いをマスキングし、飲みやすくする効果があります。また、製造工程で使用される添加物が比較的少ないため、成分の純度を高く保つことができます。
ただし、ハードカプセルはソフトカプセルに比べ、液状の原料を充填することが難しいというデメリットがあります。また、粒の大きさの規定があり、大きくすれば成分をたくさん入れることはできますが、大きすぎると飲み込みにくくなるため、注意が必要です。
原料を粉末状にしただけのシンプルな形状です。加工が少ない分、成分の純度が高く、栄養素を効率的に摂取できる点がメリットです。また、原料が細かい粉末になることで表面積が増え、体内での吸収率が高まるという利点があります。水やお茶、プロテインなどに混ぜて手軽に摂取できるため、錠剤やカプセルが苦手な方でも比較的容易に摂取できます。
一方で、風味や匂いが強い場合もあるため、そのまま食べたり混ぜたりするのが難しい場合もあります。また、計量の手間や、外出先での摂取のしにくさも考慮すべき点です。
さらに、保存状態によっては湿気やすく、品質劣化のリスクがある点にも注意が必要です。
上記以外にも、グミ、ゼリー、ドリンクなどさまざまな形状のサプリメントが存在します。これらは、飲みやすさや携帯性に優れている点がメリットです。一方で、製造コストが高くなる傾向があり、成分の含有量が低い場合もあります。
各形状にはそれぞれメリット・デメリットが存在します。ターゲット層や配合成分、コストなどを考慮し、最適な形状を選択することが重要です。
サプリメントOEMで成功を収めるためには、ターゲット層や配合したい成分に適した形状を選ぶことが重要です。
こちらでは、サプリメントの形状の選び方を解説します。
配合したい成分の特性を把握することは、サプリメントOEMにおける形状選択の最初のステップです。個々の成分には、特定の形状と適合しやすい、または適合しにくい性質があります。
例えば、液体や油分の多い成分はソフトカプセルに最適です。ソフトカプセルの外殻は、これらの成分を効果的に封じ込め、酸化や劣化から保護します。しかし、粉末状の成分はソフトカプセルに充填することができません。粉末成分には、錠剤やハードカプセルが適しています。これらの形状は、粉末を圧縮または充填することで、安定した形状を維持し、摂取を容易にします。
ターゲット層の嗜好性を考慮することも、形状選択において重要な要素です。高齢者や小さな子供には、飲み込みやすい形状が求められます。特に、嚥下機能が低下している高齢者にとっては、のどに引っかかりにくい形状が重要です。
一方で若年層には、スタイリッシュなカプセルや携帯に便利なパウダータイプが人気です。特に、水に溶かして飲むタイプや、直接口にできるスティックタイプは、手軽に栄養補給をしたい層に支持されています。
サプリメントOEMにおいて、形状による製造コストの違いは無視できません。予算に合わせて最適な形状を選ぶことが、事業の成功には不可欠です。
一般的に、錠剤は大量生産に適しており、低コストで製造できます。これは、錠剤製造の自動化が進んでいること、そして原材料の入手が容易であることに起因します。
一方、ソフトカプセルは製造工程が複雑なため、錠剤に比べてコストが高くなる傾向があります。
パッケージも形状によって異なります。パウダータイプは、スティック状の個包装やチャック付き袋、錠剤やカプセルはボトルやブリスターパックなどが一般的です。製品のイメージやターゲット層に合ったパッケージを選ぶことで、商品の魅力を高め、購買意欲を促進できます。
また、パッケージは製品の保護という重要な役割も担っています。適切なパッケージを選択することで、製品の品質を維持し、消費者に安全に届けることができます。
形状選びは、サプリメントOEMの成否を左右する重要な要素の一つといえます。慎重な検討を重ね、最適な形状を選びましょう。
サプリメントのOEMなら、商品開発に関わるすべての工程を一括で引き受けるコルソライフ株式会社にご相談ください。全国どこでも、お電話やメールのやり取りだけではなく、直接お会いしたうえでのお打合せをさせていただいております。含有成分だけではなく、販売ターゲットの年齢や性別を考慮した、製品の味・風味を実現し、お客様に末永くご利用いただける製品を開発。製品にご納得いただけるまで、何度も試作品を製作いたします。
全国の生産工場と提携することで、お客様のご要望に沿ったさまざまな製造方法を、小ロットかつ低コストで対応できる体制を整えております。
特殊な原料加工・充填・包装も承りますので、ご相談・ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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